COPDと筋肉

もうだいぶ前に突然死された肺気腫の茂作さんという方、どういう療法をされたかというと、筋肉をつける療法を熱心にされていた。筋肉づくりに重点を置いた呼吸リハビリテーションである。筋肉が痩せると肺気腫が悪くなった証拠だということで、加圧式の筋肉をつける運動を熱心に日常にされていた。確かに筋肉が痩せることは、肺気腫患者にとって余命が小さくなることに直接つながることは、医学的にも証明されているのである。肺気腫そのものを治すことは出来ないが、痩せをを防ぐ、すなわち筋肉をおとさない、できれば増やすことは難しいが、できないということはなさそうだ。(もとよりだが、脂肪をしこたまため込んで痩せないのはかえって悪いことは言うまでもない。)だが、やさしいことではない。筋肉を維持あるいは増やすには軽い運動をやってもダメで、相当ヘビーな運動をすることが必要だ。だがヘビーな運動は息切れがしてどうにもならない。肺気腫が軽いうちはいいが、重くなると軽い運動さえ息切れでできなくなる。茂作さんのように加圧を取り入れると、筋肉がつきやすくなるため、少しはやりやすくなるだろうが、限界はある。となればせめて筋肉をつけることで、少しでも余命を延ばそうとしても、重症まで進んだ肺気腫患者は、筋肉を付けようにもつけられないという事態になってしまう。
呼吸リハビリって、基本は筋肉を減らさないあるいは増やすのが目的だが、それもかなわないことになる。
年を重ねるに従い、健常者でも筋肉はつけにくくなる。まして年寄りの肺気腫患者では無理も無理・ダメもダメとなる。とりわけ赤筋が少なくなるため、運動により発生する乳酸を処理できにくいため乳酸が溜まるのが早く、それが息切れを助長するという悪循環が生じるようだ。
ならばということで、ドーピングをやればどうなのだろう。筋肉を付けたいアスリートやボディビルダーが筋肉増強剤を使っていると言われるが、それを肺気腫患者が使うのはどうなのだろう。蛋白同化ステロイドを使って少しの運動・息切れが何とかなる程度の運動をするというのは効果がないのだろうか?アナポリックステロイドというのがある。医薬品である。現状では肺気腫には適応されないだろうから、医者は処方箋を書いてくれそうもないし、副作用もあるので簡単ではないが、肺気腫そのものはどうにもならないのだから、間接的の間接的だが試みる価値があるのかどうか判断しかねているところだ。外国からの個人輸入ならできるが、近々できなくなるという噂もある。肺気腫患者がドーピングをやるというのは結び付けがたい気もするが、命を繋ぐドーピングだと言えないことはない。少し調査してみたい。

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この記事へのコメント

ロッココ2005
2018年01月28日 14:31
ないちゃんさんへ
ブログの更新があると本当に嬉しいです😊、先日は訪問
有難うございました、風邪をひかないように、頑張って
下さいね、色々、教えていただくのを楽しみに待ってます
身体をご自愛ください、更新を楽しみに待ってます。
copd58
2018年02月05日 09:48
ないちゃんさん
こんにちは、最近運動をしなくなって、1秒量が減少してきました、またスポーツジムに行って歩くようにすれば回復できるのでしょうか、今私はノイローゼになっています。
良いご提案をお待ちしています。
たんかん
2018年05月11日 22:58
はじめまして。たんかんと言います。

この『ドーピング』は非常に面白い話だと思います。
copdの事を調べているうちに、筋肉と息切れ密接に関わってると思いました。(実際体感もしてます)

この話の続きが気になりました^^

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